細胞関連実験受託 サービス概要

クローン関連、細胞関連実験受託細胞関連実験受託

発光・蛍光検出タグによるセルベース解析から安定発現株作製など幅広い細胞関連実験の受託サービス 。NanoLucやHaloTagの発光・蛍光レポーターを駆使し、生きた細胞内のタンパク質をより“ありのまま”に検出するセルベース解析や安定発現株作製などの受託サービスを提供しています。新しいクローンやお持ちのクローン改変作業などの必要はありませんか?

NanoLuc®・HaloTag® 融合標的遺伝子の安定発現株作製:ヒト染色体由来人工染色体(HAC)を導入したTrueSTABLE™ Cell

ヒト人工染色体(HAC)に任意のORF、タグ、プロモーターを挿入し、目的の細胞株に導入することで安定発現株を作製します。HACは宿主の染色体とは独立して存在するためゲノムが傷つかず、本来の染色体が持つ機能が保持されます。また、HACに導入される標的遺伝子はコピー数も1コピーで安定的に長期間保たれます。
下記のような実験に特に有益です。

  • 自然な状態に近い量のリコンビナントタンパク質の機能・PPIを調べたい(過剰発現によるアーティファクトを極力排除したい)
  • 比較対象同士(野生型vs変異型etc.)の条件をなるべく揃えたい(同じ挿入部位・コピー数同士の比較が可能)
  • 長期間にわたる現象に関わるタンパク質機能を解析したい

安定発現株作製

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イメージ : HEK293 細胞に導入した HAC

TrueSTABLE Cell作製(Target Insertion)
人工染色体HACとかずさDNA研究所の新規部位特異的組換え酵素システム(VloxP-SloxPテクノロジー)、
およびプロメガ社のHiBiT技術を応用した新しい安定発現株作製技術です。


安定発現細胞株作製(Random Integration)
従来法による安定発現株作製法についても承ります。

セルベース解析

レポーターアッセイ(HiBiT、NanoLuc、Halotag)
HiBiT、NanoLuc、HaloTagなどプロメガ社の発光・蛍光検出タグを利用した各種セルベース解析


タンパク質-タンパク質相互作用解析(NanoBRET、NanoBiT)
NanoBRET、NanoBiTシステムは、生細胞でリアルタイムにタンパク質の相互作用をモニタリングできる数少ない手法です。


miRNA活性測定(pmirGLO)
プロメガ社製pmirGLOベクターシステムを用いたmiRNA活性の定量的な評価。


一過性発現細胞株作製およびアッセイ受託
一過性発現細胞株作製やその後の各種セルベース解析も承ります。