興味のあるORFクローンを研究用途に応じたベクタータイプへ組み込んだクローン提供サービス。豊富なラインナップをもつプロメガ社製のFlexiベクターに目的のORFクローンを組み込んで提供いたします。
標的クローンをFlexiベクターへクローニングして提供
プロモーターやタグの変更、発現確認などを条件検討から始めたい方におすすめ
哺乳細胞内のイメージングからレポーターアッセイまでを高感度で実験したい方におすすめ
タンパク質発現からイメージングまでHaloタグを利用した包括的な実験を進めたい方におすすめ
Flexiベクター以外を利用する予定やORFの長さなどご自身で設計したい方におすすめ
プロモーターやタグの変更、発現確認などを条件検討から始めたい方におすすめ。ORFをpF1K T7 Flexiベクターへクローニングしたタイプです。発現用プロモーターやタグ、薬剤耐性遺伝子など用途に応じて様々なタイプのFlexiベクターへ簡便にORFを移し替えることが可能です。
Flexi® システム:方向性、読み枠を維持したサブクローニング
Flexi® ベクターは、低頻度出現の制限酵素(レアカッター)Sgf I、 Pme IおよびEcoICRI を利用することでシンプルなダイレクショナルクローニングを可能にし、広範な機能性ベクターにより様々なタンパク質機能解析に利用することができます。致死遺伝子バーナーゼ(Barnase)および抗生物質耐性遺伝子(Amp-Kan)によるポジティブセレクションにより効率的なクローニングが行えます。シンプルな工程で迅速にクローニングでき、正確性が高くORFを移し換えた後の配列確認の必要もありません。
<アプリケーション例>
・発現用プロモーターの比較
・融合タグ各種への変更(種類、N末端→C末端)
・大腸菌宿主での標的タンパク質発現確認
ベクター | Product ID | 参考納期 | 価格 |
---|---|---|---|
pF1K | FXCxxxxxx | 2週間〜1ヶ月 | 50,000円 |
プロモーターやタグの変更、発現確認などを条件検討から始めたい方におすすめ。ORFをpFN31K/pFC32Kベクターへクローニングしたタイプです。発現用プロモーターやタグ、薬剤耐性遺伝子など用途に応じて様々なタイプのFlexiベクターへ簡便にORFを移し替えることが可能です。
<アプリケーション例>
・発現用プロモーターの比較
・融合タグ各種への変更(種類、N末端→C末端)
・大腸菌宿主での標的タンパク質発現確認
ベクター | Product ID | 参考納期 | 価格 |
---|---|---|---|
pFN31K | FNCxxxxxN | 3週間〜 | 100,000円 |
pFC32K | FNCxxxxxC | 3週間〜 | 100,000円 |
タンパク質発現からイメージングまでHaloタグを利用した包括的な実験を進めたい方におすすめ。ORFをpFN21Aベクターへクローニングしたタイプです。タンパク質発現、精製、固定化、イメージングなどの包括的な実験を可能とするHaloTag® 融合タンパク質を哺乳動物細胞や試験管内で発現させるタイプです。様々な機能性リガンドを組み合わせることで、コンストラクトを変えることなくタンパク質解析が実施できます。
<アプリケーション例>
・標的タンパク質の生細胞蛍光イメージング
・タンパク質間相互作用解析(プルダウンアッセイ)
・ウエスタンブロッティング
・タンパク質精製
ベクター | Product ID | 参考納期 | 価格 |
---|---|---|---|
pFN21A | FHCxxxxx | 2週間〜1ヶ月 | 60,000円 |
概要 |
●深海エビ由来ルシフェラーゼ ・19kDa ・ホタルルシフェラーゼの約 100倍の明るさ |
・大小のサブユニットに分かれた NanoLuC® ・17.6kDa+11アミノ酸 ・ホタルルシフェラーゼの約30倍程度の明るさ ・LgBiTとの親和性の違いで用途が異なる | ・微生物由来ハロアルカン 脱ハロゲン酵素 ・33kDa ・各種リガンドと共有結合 | |
特徴 | 高い定量性 | 包括的解析ツール | ||
強力な BRETのシステムがバイオ センサーなどに応用可能 |
生細胞でのタンパク質間相互作用がルミノメーターだけで測定可能 |
分子量が小さいためゲノム編集に最適。内在遺伝子の発現レベル解析に理想的。 | コンストラクトを変えずに様々な実験ができる。融合タンパク質は可溶性が向上する。蛍光リガンドが頑健で褪色しづらい。 | |
使用例 (文献事例を含む) |
・BRET を利用したバイオセンサーの作製 ・タンパク質とリガンドの相互作用検出 ・発光イメージング | ・タンパク質間相互作用のリアルタイムモニタリング | ●発現量の変動モニタリングなど、融合タンパク質の定量を重視する実験 ・ウイルス感染、細胞融合 | ・一分子蛍光イメージング ・In vivo プルダウンアッセイによるタンパク質複合体解析 ・結晶構造解析のための膜タンパク質精製 |